IDEAの概要

IDEAの提供                

企業や団体が脱炭素化を進めていくためには、第一にそれぞれの事業のどのような場面でどの程度の温室効果ガスが発生しているのかを正確に把握する必要があります。IDEAラボでは、温室効果ガス排出量の把握に当たってベースとなる、インベントリデータベースIDEAの研究開発に取り組んでいます。また、インベントリデータは経年とともに変化するため、IDEAラボでは、1年ごとに更新データの公開をしています。

LCA活用推進コンソーシアムからの提供について

LCA活用推進コンソーシアムで提供しているIDEAの利用は、企業内のGHG排出量算定、および環境報告書で投資家等に排出量を公表すること、もしくは会員内でLCAの勉強用・研修用に限定しています。

※第三者に提供するGHG排出量算定ソフトウェアやシステムにIDEAを組込むこともできません。コンサル等、他の目的でのご利用は、IDEA Ver.3.1を提供する下記のライセンシー(一般社団法人サステナブル経営推進機構、TCO2株式会社)までお問い合わせください。

・TCO2株式会社

・一般社団法人サステナブル経営推進機構

IDEA Ver.3.2(2022年度版)

IDEA Ver.3.2の提供は、LCA活用推進コンソーシアムが行います。なお、IDEA Ver.3.2の提供は、現在のところ、LCA活用推進コンソーシアムからの提供のみとなっています。ライセンシー(一般社団法人サステナブル経営推進機構、TCO2株式会社)からは提供しておりません。IDEA Ver.3.2の提供は、現時点では同コンソーシアムの会員を対象としており、そのため、IDEA Ver.3.2をご利用いただくには、コンソーシアムにご入会いただき、維持会費と特別会費をお支払いいただく必要があります。維持会費と特別会費は、毎年度必要となります。入会方法や維持会費、特別会費などの詳細につきましては、LCA活用推進コンソーシアムのWebサイトをご覧ください。

LCA活用推進コンソーシアム

ライセンシーからの提供について

IDEA Ver.2 は、現在、製品の製造までの上流工程を遡及して作成した原単位と環境影響評価結果のデータをまとめた「Excel版」での提供と、「SimaPro」「MiLCA」等のLCAのソフトウェア上でお互いにリンクした単位プロセスのデータベースの提供を行っています。下記の「TCO2株式会社」「一般社団法人サステナブル経営推進機構」からIDEAライセンスを購入すると、両方のデータを利用することが可能となりますが、データを利用するためには、別途、LCAソフトウェアを保有している必要があります。様々なユーザー・目的用途に対応したライセンスがありますので、詳細につきましては、下記のWebサイトをご参照ください。

SimaPro LCA Software:TCO2株式会社

LCAソフトウェア MiLCA(milca-milca.net)

IDEA Ver.2の提供について

IDEA海外版の提供について

IDEA海外版については、IDEA Ver.2.3をベースとした海外版がTCO2株式会社から販売されています。下記のサイトをご参照ください。
・TCO2株式会社

また、IDEA Ver.3.2をベースにした海外版を2022年11月15日にリリース致しました。こちらはLCA活用推進コンソーシアムからの提供になります。下記のURLをご参照ください。

・(IDEA Ver.3.2海外版リリースのお知らせ (2022日11月15日) – IDEAラボ (aist.go.jp)

IDEA海外版の対象国については、当ホームページの「IDEA海外版の開発」に記載されています。

・IDEA海外版の開発