自己紹介

プロセスシミュレーションに基づいた化学プロセスの環境性や経済性の評価を行ってきました。この評価手法では、既存の技術やプロセスはもちろん、ラボレベルの研究段階の技術でも、仮想のプロセスをパソコン上で設計、稼働させて、CO₂排出量や製造コストを試算できます。これによりプロセスの変更や新規技術の導入などを検討する際に、それがCO₂排出量にどのように影響するのかといった事前の評価を可能にします。これからも環境負荷の小さいプロセスの実現に貢献していきたいと思います。

研究概要

プロセスシミュレーションによる化学プロセスの環境性・経済性評価

略歴

2001年3月　九州工業大学大学院工学研究科博士後期課程　単位取得後退学（2002年3月学位取得）

2001年4月　産業技術総合研究所　特別研究員

2001年8月　科学技術振興事業団　研究員

2003年4月　産業技術総合研究所　特別研究員

2004年10月　産業技術総合研究所　研究員

2013年3月　産業技術総合研究所　主任研究員

2014年2月　産業技術総合研究所　産業技術企画調査員

（経済産業省産業技術環境局国際室出向）

2015年2月　産業技術総合研究所　主任研究員

 

 

 

表彰

2005.06. EXPO World Conference on Wind Energy, Renewable Energy, Fuel Cell & Exhibition　Best Poster Award「Clean gas production by in situ CO₂ removal gasification of woody biomass using a continuous bench-scale unit」

 

2007.1.17 第2回バイオマス科学会議 ポスター賞「木質系バイオマスからのエタノール製造プロセスに対するピンチ解析の検討」

 

2007.06　エネルギー資源学会第3回論文賞「木質系バイオマスからエネルギー物質を作り出すシステムの効率と経済性評価の検討」

 

2007.11.　 International Symposium on EcoTopia Science 2007　 Excellent Presentation Award「Process Design of Methanol Production from Biomass (BTL-MeOH)」

 

2008.01　第3回バイオマス科学会議　ポスター賞「木質バイオマスからのエタノール生産における糖化および発酵のプロセスシミュレーションによる評価」

 

受賞

2008.02　日本エネルギー学会奨励賞「木質系バイオマスからのエタノール生産のプロセス設計と評価」

 

2016.02　日本エネルギー学会進歩賞（学術部門）「経済性評価と技術開発を融合した実用的バイオマス変換プロセスの開発」

 

兼務

2011～2013年度　千葉大学工学部　非常勤講師（後期）

2015～2016年度　千葉大学工学部　非常勤講師（後期）

2018～2021年度　千葉大学工学部　非常勤講師（後期）

受賞

2008.02　日本エネルギー学会奨励賞「木質系バイオマスからのエタノール生産のプロセス設計と評価」

 

2016.02　日本エネルギー学会進歩賞（学術部門）「経済性評価と技術開発を融合した実用的バイオマス変換プロセスの開発」