ADMER-PROの適用事例
ここでは、ネット上ですぐに文献を入手できる適用事例のみを掲載します。
- １．
- ADMER-PRO計算エンジンの原型を用いて、関東地方における夏季地表オゾン濃度を推定し、現況再現性を評価するとともに、その低減対策としてNOx削減、VOC削減のいずれが重要であるのかを検討しました。
文献：
井上 和也, 安田 龍介, 吉門 洋, 東野 晴行. 関東地方における夏季地表オゾン濃度のNOx，VOC排出量に対する感度の地理分布 : 第I報 大小2種類の植物起源VOC排出量推定値を入力した場合の数値シミュレーションによる推定 . 大気環境学会誌. 2010, Vol. 45, No. 5, p.183-194 .（第52回大気環境学会論文賞（学術部門）受賞論文） 文献はこちらから入手できます。 - ２．
- ADMER-PRO計算エンジンの原型を用いて、関東地方における夏季地表オゾン濃度の低減対策としてNOx削減、VOC削減のいずれが重要であるかを、オゾン/全硝酸濃度比という実測可能な指標により判定できる可能性があることを示しました。
文献：
井上 和也, 吉門 洋, 東野 晴行. 関東地方における夏季地表オゾン濃度のNOx，VOC排出量に対する感度の地理分布 : 第II報 光化学指標の実測に基づく推定 . 大気環境学会誌. 2010, Vol. 45, No. 5, p.195-204 . 文献はこちらから入手できます。 - ３．
- ADMER-PROプロトタイプの長期間解析モードを用いて、関東地方における各種大気汚染物質濃度の年間平均値を推定し、現況再現性を評価するとともに、バイオエタノール燃料がガソリン燃料の代替として使用された場合に生じるヒト健康リスクの変化を推定しました。
文献：
井上和也. 化学物質リスク評価のための数値積分型大気モデルの開発とその適用例. 環境と地球. 2010, No21, p.11-13. 文献は以下の方法で入手できます。
→日本機械学会環境工学部門のホームページ へ行き、上部メニューの「部門ニュース」をクリック、左部インデックスの「No.21(2010)紙面」をクリック。この紙面の11ページから13ページに該当文献があります。