(2021年11月11日)
「セルロースナノファイバー 研究と実用化の最前線」と題した和文解説書が、株式会社エヌ・ティー・エスより発行されました。本書は、セルロースナノファイバー(以下、CNF)の特性と研究・開発・実用化について、100名以上の研究者・企業担当者が解説したものです。産総研安全科学研部門は、本書の第2編第1章「国立研究開発法人における応用研究」を執筆担当し、(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発/CNF安全性評価手法の開発」(2017~2019年度)で実施したCNFの検出・定量手法の開発、CNFの気管内投与手法の開発、CNFの皮膚透過性試験手法の開発、CNFの排出・暴露評価事例、CNFの生分解性試験研究の成果について紹介しました。CNFの安全性に関する最新の研究成果としてご参考にして頂ければ幸いです。
リンク
http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/nano/20211201_48.html
(文責:藤田克英)