RISCAD Update 2019年8月第2週【週刊化学災害ニュース】
2019/08/02 12:00 – 2019/08/09 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2019年08月14日 15時00分
(現在、RISCADはリニューアルのため公開停止中です)*2019/08/03発生の、三重・家具工場で保守作業中に火災
:工場は清掃、保守作業中であった。天井のダクトが出火元の可能性
*2019/08/03発生の、埼玉・インキ工場の危険物貯蔵所で火災
:ドラム缶入りで密閉された酢酸エチルやトルエンなどの溶剤や粘着剤、合成樹脂などが保管された危険物貯蔵所での火災。消火までに約23時間を要し、同貯蔵所は全焼した。出火時工場は稼働していなかった
*2019/08/05発生の、ロシア・軍火薬庫で爆発、火災
:軍の大砲用火薬庫での爆発、火災。1名が死亡し、8名が負傷。周辺地域の約15,500名が避難した。人的ミスが原因の可能性
*2019/08/06発生の、韓国・段ボール工場で火災、爆発
:何かの原因で火災が起き、工場の地下1階にあった燃料タンクの燃料に着火した可能性。消防士1名が死亡し、同工場の作業員など10名が軽傷を負った
*2019/08/07発生の、神奈川・食品工場の洗濯場で火災
:洗濯機や乾燥機などが設置された洗濯場での火災。同室の壁面の一部などが焼損
*2019/08/07発生の、熊本・ごみ処理場の破砕機付近から火災
:破砕した不燃物の中に可燃性ガスが残ったスプレー缶などがあり、漏れたガスに何かの原因で着火した可能性
今年も暑い暑い夏真っ盛りです。(毎回暑さに触れているような気もしますが、本当に暑いのでつい口から出てしまいます。)
暑くても、仕事はあるし、用事で出かけることもありますね。そんな外出先で、スマートフォン(以下、スマホ)を使用していて、機体がやけに熱くなって驚いたことはありませんか?
私は数回そのような目に遭っています。本体がとても熱くなり、カメラも起動できず、動作が遅い、充電しようと思っても充電ができない…故障したかと思い焦りました。
しかし、調べたところ、このスマホ本体が熱くなる現象は、外気温が高くなってスマホが放熱しにくくなるためで、過熱による故障を防ぐための安全機能として、ある一定温度以上になるとカメラ機能を停止させたり、動作を遅くしたりしてそれ以上高温になることを防いでいるそうです。
そして、スマホが熱くなるのはもちろん外気温度にも影響されるとのことで、冬よりは夏の方がスマホの加熱現象は起きやすくなります。下手をすると40℃近くなる真夏の屋外で、スマホを稼働させていたら、それは熱をもつのも早くなるということですね
こんな時にどうすればいいかというと、純粋にスマホ本体の熱を冷ますことが必要だそうです。とはいえ、冷蔵庫に入れるようなことをしてはいけません(これは急激な冷却により本体内に結露が起き、故障の原因になるそうなのでやってはいけません)。純粋に電源を一度落とし、冷めるのを待つのがいいそうです。
思えばパソコンにはファンがついていて、排熱することが可能ですが、スマホにはそのような仕組みはありません。真夏はそれを高温下で使用する可能性があるのですから、熱による故障に至る前に、動作に制限をかけることで、使用する人間に少し休ませてと知らせてくれているのですね。
