RISCAD Update 2019年3月第1週【週刊化学災害ニュース】
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投稿日:2019年03月13日 10時00分
*2019/02/28発生の、台湾・製油所でパイプライン改修作業中に爆発、火災
:メチルtert-ブチルエーテル製造プラントの改修工事中の事故。窒素パージの際に何かの原因でパイプライン内に滞留していたガスに着火した可能性
*2019/03/04発生の、長野・飲食店でスピーカの配線から火災
:スピーカが焼損したのみで、客らは全員避難し、けが人はなかった
*2019/03/04発生の、福岡・産業廃棄物の中間処理工場で廃プラスチックの火災
:堆積されていた廃プラスチック約12tがほぼ全焼した
*2019/03/06発生の、福井・停止中の原子力発電所で溶断機のガスホースの火災
:同原子力発電所は、40年を超えての運転が認められたため、2020年6月の運転再開に向けた対策工事中であった
3月3日に、山形県での河川敷で枯れ草火災が起きました。
この火災、あまり聞いたことがない原因で起きたようです。付近を散歩していた男性が、ゴルフクラブで素振りをし、その際にクラブとアスファルトの摩擦で火花が出て、その火花が飛んで枯れ草に着火した可能性があるとのこと。
要は金属摩擦で出た火花が火災の一要因ということだと思うのですが、ゴルフ練習などの際に、火花が出るという現象はよく起きることなのでしょうか?
ゴルフ好きな友人に聞いたところ、
・ティーショットでドライバーをダフると火花が出る
・ティーグラウンドが土のところでも火花は出る
・チタン製のクラブだと火花が出やすい気がする
とのことでした。
ゴルフをしない私にはちんぷんかんぷんなのですが、用語を調べて解釈してみました。
・プレー開始時、1打目の球をティーに乗せて打つ際に、球を打ち損ねて球の前の地面を
ゴルフクラブで打ち付けてしまったときに火花が出る
・1打目を打つ場所が土の場合であっても火花が出ることがある
・チタン製のクラブは強度が高くて軽いが火花が出やすい気がする
(*あくまでも全くの素人の解釈ですので、間違いがあってもお許しください)
ゴルフ愛好家の皆さん、これからは素振りやティーショットの際に、周囲に着火しそうなものがないか確認しましょう。大袈裟かもしれませんが、まさかといった事故が起きることもあるものです。
