RISCAD Update 2020年8月第1-2週【週刊化学災害ニュース】
2020/07/31 12:00– 2020/08/14 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2020年08月19日 11時00分
:港の倉庫で保管されていた硝酸アンモニウム約2,800tが何かの原因で着火し、爆発に至った可能性。137名が死亡し、60名以上が行方不明、約5,000名が負傷した。倉庫では、爆発の数日前から亀裂修復作業が行われていた
:少年2名がパレットにできた蜂の巣を駆除するため、殺虫剤を噴射後、興味本位で何かの着火源で噴霧剤の可燃性ガスに着火。火炎が上がり、その火でパレットに着火して、工場に延焼した可能性
:日本企業が所有し、別の日本企業が運行していた貨物船からの燃料流出事故。座礁により燃料タンクが破損して重油1,000t以上が海に流出した。野生生物や植物などの海洋環境に影響が出た
:使用済鉛バッテリを解体して鉛のリサイクルを行う工場での火災。工場1棟が全焼し、隣接する倉庫2棟が焼けた
:花火工場の、煙火筒や点火装置、クラッカーなどのがん具煙火が保管された倉庫での火災。倉庫やコンテナなど計5棟、約800平方mが焼けた
:LPガススタンドでの火災を受け、消防が出動して消火活動中に爆発が起きた。消防士を含む13名がやけどなどで負傷。トラックから同スタンド地下の貯蔵施設へLPガスを補充中に、何かの原因でLPガスに着火した可能性
:タンカーの空のガソリンタンク内で乗組員が倒れて死亡。船は荷積み前で、当日朝からタンク内の清掃作用が予定されており、内部に残留したガソリンの抜取りなどが行われる予定であった
:工場の機械から火災が起き、配管ダクトの一部約10平方mが焼けた。工場は稼働中で、トルエンなどを扱っていた
:水産加工品会社の工場で冷蔵庫からの火災。工場の一部が焼けたが、従業員にけがはなかった
私も先週は夏休みをいただいており、このコーナーの更新はお休みさせていただきました。そのため、今週はお知らせする事例の数が多くなっております。
8月になってすぐの梅雨明け以降、ずっと猛暑酷暑の日々ですが、休暇中も変わらずの暑さ。エアコンをつけっぱなしで主にステイホームで過ごしておりました。
今週初めに、7月半ばから8月半ばまでの約1ヶ月間の電気使用量のお知らせが来たのを見て驚きました。6月半ばから7月半ばまでの約1ヶ月間の電気使用量と比較すると、1.6倍強の増加(料金は従量制のため1.8倍に増加)していました。
なるべく家にいる、熱中症に注意するとなれば、適切なエアコン使用であると思われるので、致し方なしです。
梅雨が長引けば早く明けてほしいと思うし、猛暑が続けば早く涼しくなってほしいと思うし、冬が寒ければ早く暖かくなってほしいと思う…わがままではありますが、少しでも快適に過ごしたいという思いからのことなので、仕方のないことです。
今年は異例のマスク着用の夏ですから、本当に早く涼しくなってほしいですね。
