RISCAD Update 2021年11月第3週【週刊化学災害ニュース】

2021/11/12 12:00– 2021/11/19 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2021年11月24日 10時00分



*2021/11/09発生の、兵庫・高校の化学実験室でぼや

:化学実験室では、当日16時過ぎまで授業が行われ、亜鉛を使用した実験を行っていた。その後、教員が亜鉛を濡れた雑巾と一緒にごみ袋に捨てた

*2021/11/12発生の、千葉・廃棄物処理業者の倉庫でドラム缶入りの軽油の火災

:倉庫が全焼し、近隣のアパート2棟の壁約20平方mが焼けた。当時、地域には乾燥注意報と強風注意報が出ていた

*2021/11/13発生の、インドネシア・製油所で落雷による火災

:製油所のガソリン貯蔵タンクへの落雷が原因で火災が起きた可能性。近隣の住民約80名が避難

*2021/11/14発生の、兵庫・製鉄所でベルトコンベアの火災

:製鉄所内で鉄鉱石を運搬するためのベルトコンベア4基の火災。焼けたベルトコンベアは、作業員が常駐しない場所に設置されていた

*2021/11/14発生の、愛知・運送会社の敷地内で火災

:運送会社や倉庫などが多く所在している地域にある運送会社敷地内での火災。敷地内に置かれていた木材が焼け、隣接する別の会社の倉庫が全焼

*2021/11/16発生の、佐賀・原子力発電所の施設の工事現場で火災

:発電所ではテロ行為などに備えるための施設を建設中で、工事で使用するための電源ケーブルを巻取る電工ドラム付近から出火した可能性。原子炉への影響や放射性物質の漏洩はなし


このコーナーを更新する今日は11/24、そして次回の更新は12/1。師走の暦が見えるようになってくると、月並みなれど「1年が過ぎるのが早い」という言葉がつい口をついて出てきます。

現在私は、年末にアップする予定の2021年の事故を振り返る記事*をまとめており、師走に入る前に一足早く今年発生した事故を振り返っています。それに伴い、今年1年の世の中の出来事についても思いを巡らせています。

2020年から引き続きの脅威となった新型コロナウイルス。1年延期となった東京オリンピックの開催。そして秋以降の驚くほどの新型コロナウイルス新規感染患者の減少。

友人と何かをして楽しかったとか、旅行をして楽しかったとか、そういう記憶がほとんど更新されていない1年であったので、どうしてもその阻害要因となった新型コロナウイルス関連のことばかりが思い出されてしまう2021年です。

残すところあと約1ヶ月の2021年ですが「さんぽのひろば」を引き続きよろしくお願いいたします。

*2021年の事故を振り返る記事:2021/12/23に「RISCAD LookBack」としてアップを予定しています。

さんぽニュース編集員 伊藤貴子