RISCAD Update 2024年4月第2週【週刊化学災害ニュース】
2024/4/4 12:00 – 2024/4/12 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。
投稿日:2024年4月17日 10時00分
:駅で使用していたボイラ燃料の重油の給油用配管に開いた直径約1mmの穴から、重油が漏洩した可能性。配管は1980年に設置されたものであった
:現場では農機具倉庫の解体作業が行われており、倉庫の整理をしていた際に、農薬入りの瓶が破損して農薬が漏洩した可能性。作業員3名と付近のデイサービス施設の入居1名者が目の痛みなどで体調不良となった
:事務所兼倉庫と敷地内の産業廃棄物など、計約3,000平方mが焼けた。現場は産業廃棄物のプラスチックや金属を粉砕処理する作業場で、倉庫には袋詰めにしたプラスチックなどが積まれていた
:工場の側溝内に堆積していたアルミニウム粉塵に何かの原因で着火した可能性
:建屋内に保管されていた木質ペレットや堆積していた木屑などが焼け、ベルトコンベアとスロープの一部、約1.3平方mが焼けた
:在日米軍基地内の港に接岸して作業中の汚水処理船で起きた中毒事故。作業員2名が死亡。何かの原因で作業船のタンク内で硫化水素やシアン化水素が発生し、死亡した作業員が吸った可能性
「さんぽのひろば」で扱う内容からは離れますが、今回は食中毒のお話を。
春は山菜など、この時期ならではの味覚を楽しむことができる季節ですね。
そしてまた、食用可能な野生の植物と、見た目が似ている有毒な植物を取り違えたことによる食中毒の発生がよく聞かれる時期でもあります。
そのような食中毒の事例をよく聞く植物としては、以下のようなものが挙げられます。
*例
他にも注意すべき植物があるかと思います。よくわからないものは、採らない、食べない。命に関わることもありますから、注意しましょう。
【参考情報】
厚生労働省有毒植物による食中毒に注意しましょう
さんぽニュース編集員 伊藤貴子