RISCAD Update 2021年2月第2週【週刊化学災害ニュース】
2021/02/05 12:00– 2021/02/12 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2021年02月17日 11時00分
:工場の敷地内屋外の機械室での火災。従業員が消防に通報し、まもなく消火した
:住宅は1階が車庫で2階が住居であった。車庫には複数のガスボンベが置かれており、ガスボンベかガス配管からガスが漏洩して着火した可能性
:アパートは、木造3階建て全8戸で、1階部分はシャッタ付きの車庫となっていた。それぞれ別の部屋の住人3名が体調不良で病院に搬送された。病院に搬送された住人のうち1名が所有する軽自動車を、車庫のシャッタを閉めた状態で暖機運転中に、排気ガスがアパート内に流入した可能性
:自衛隊が約4時間後に鎮火したが、同演習場敷地内の下草約14万平方mが焼けた。在沖縄米軍が榴弾を使用した実弾射撃訓練を行っており、射撃の影響で着火した可能性
:無人の工場での火災。工場の壁の一部や置かれていた金属加工品などが焼けた
:機械と同工場の天井などが焼けた。工場は24時間稼働で、複数の従業員が作業中であったが、けが人はなかった。自動車部品を製造する機械から出火した可能性
先週土曜日、2月13日23時過ぎに、福島県沖を震源とする大きな地震があり、広範囲に渡り揺れが観測されました。
私の住む茨城県つくば市でも結構な揺れを感じました。発表ではつくば市は震度4とのことでしたが、個人的な体感としては、もっと大きく揺れたように感じました。
停電が発生した地域も多くあったとのことですが、大きな地震に伴い停電が起きた場合に心配されるのが、「通電火災」です。
「さんぽのひろば」では過去にRISCAD CloseUPで「自然災害への心構えと備え−通電火災を防ぐには−」を掲載しました。
その記事の要点を一言でいうと、停電した場合にはブレーカを落とすことにより、復電した際に不具合が起きた電化製品などに通電せず、火災の発生を防ぐことができるということです。
1週間程度は大きな地震の発生に注意するようとのことですので、この機会に一度記事を読み返し、「通電火災」への備えを考えてみませんか。
