2017年4月に安全科学研究部門にIDEAラボを設立しました。ラボは呼称であり、研究プロジェクトメンバーを中心に組織横断的に研究を実施しています。IDEAラボの概要は、AIST-IDEA*(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology – Inventory Database for Environmental Analysis)の開発および、国内外の連携と技術評価の実施と方法論の確立です。
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment; LCA)は、製品・サービスの原材料採取から最終処分まで一生涯を通じて使用される物質やエネルギー(インベントリデータ)を調査、集計し、環境に与える影響の大きさを定量的に評価する手法です。LCAを行う際、対象となる製品やサービスのインベントリ分析をサポートするのがインベントリデータベースです。IDEAラボで開発しているインベントリデータベースは、日本国内のほぼ全ての事業における経済活動を網羅的にカバーした約5,300(IDEA Ver.3.4)の製品やサービスのプロセスからなります。
*本サイトでは、AIST-IDEAをIDEAと略記しています。
IDEAラボを簡単に紹介したパンフレットをこちらで配布しています。
国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 安全科学研究部門 IDEAラボ
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