ナノ粒子特性評価手法の研究開発(2006-2010年度)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)研究プロジェクト(P06041)「ナノ粒子特性評価手法の研究開発」は、2006年6月から2011年2月末に実施されました。産総研内の6研究ユニットと産業医大を含む6大学の約50名の研究員が参加しました。
試験試料の調製方法、粒子の形状や大きさに関する測定技術、有害性試験手法、暴露評価手法を確立し、手順をマニュアルとしてまとめ、公表すること、最終的には代表的ないくつかのナノ材料についてのリスク評価結果とそれに基づくリスク管理に関する提言を出すことを目的として実施されました。有害性評価でなく、リスク評価であることと、試験試料の形態やサイズの測定に力を入れたことは、このプロジェクトの他と異なる大きな特色です。
その結果として策定したリスク評価書、その考え方の概略、有害性試験のための試料調製と計測のための手順書、排出・暴露評価書、有害性評価のための手順書、気中粒子の校正に関する手順書、フィルタ性能試験に関する手順書を公開しました。
これらの文書及び外部発表リストは、以下のリンク先からダウンロードできます。
また、2011年12月1日に実施された「ナノ粒子特性評価手法の研究開発」(事後評価)分科会の議事次第、議事録、配布資料等はNEDOのWebサイトから入手できます。